nmsホールディングス 株主の皆様へ

私、小野文明はｎｍｓホールディングス株式会社の実質的創業者であり、第２位株主です。私は、売上高が100億円にも満たなかった当社を、当社従業員や取引先様と一丸となって800億円企業に成長させて参りました。また、元取締役松本正登氏は、海外従業員数を5,000人まで拡大させて参りました。

　そのような中、当社の現代表取締役河野寿子氏らは、私と松本氏を追い出すべく、調査委員会を設置し、２億3,300万円以上の莫大な費用をかけて調査しました。結果、私は年に数十万円の経費について指摘を受け、これは業務に必要な支出でありましたが、指摘に従って当社へ返還しております。

　後に判明したことですが、2024年３月期において、当社子会社について、私や松本氏が一切知らないところで、会計監査人から減損判定に関する指摘を受けていました。慌てて調査費用を精査したところ、費用の多くが「減損等対応」となっていたことから、何らかの不正を隠ぺいするために私たちへ情報を遮断し、調査委員会を設置し、２人を追い出すことによって事態の収拾を図ったと考えています。

　今年に入り、社員や取引先、そして提携先企業から私たちの早期復帰を求める声が多数寄せられ、現河野体制への不満の声も日増しに大きくなりました。焦った現経営陣は、さらに3,000万円以上の費用を支出し、アイ・アールジャパン（5/22強制調査報道あり）等と契約しました。これらのお金は社員が頑張って稼いできたお金です。

　このまま現経営陣に当社を任せると、海外事業の急減に伴う業績の大幅な悪化・さらなる無用な費用支出が見込まれることから、これに歯止めをかけ、企業価値・株主利益のさらなる飛躍を図るために、経営陣を早急に刷新する必要があり、株主提案をいたしました。